Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~
- 気づき
- 2021.11.12
介護の常識?
寒さも日を追うごとに深くなってきました。新型コロナも落ち着いており、冬眠したのかどこかへ行ってしまったのか不思議な天気の良さを感じています。
介護職員の賃金アップの報道を目にして、介護職とは何をするべき人なのか、何を期待されているのか時々迷う時があります。大変な仕事だから、給与を上げる?社会的役割が、あるから上げるという発想ではないような気がします。逆説的に考えると、夢のような給与をもらった時、それに見合う仕事ができるかというと、この仕事はなにをすることなのという話になってしまうかもしれません。
様々な形が変化していく中で、今までの常識をあてはめてしまうと上手く入らないかもしれません。無理やり形を整えて入れたり、はまっていないのに形に入れ込んだりすると、どこかでずれが生じ、本来の形を見失ってしまうかもしれません。自分達の仕事は、利用者の成長であり、それによって自分達も成長できると思います。成長とは大きくなるだけではなく、人と人の関係性の成長、その人が障害を踏まえて障害とうまく付き合っていく成長、新たなチャレンジをして習得する成長、そして人としての最後を迎えるであろう心の豊かさの成長を私たちも成長しつ支えていければ良い仕事になっていくのだと思います
常識とは何かを常に意識することだと思います。意識しなければ何も無くなってしまうと思います。この仕事の常識は、どこにあるのか本当に見つける努力をしないと形を有さない幻想になってしまうかもしれません。