Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~
- 学び
- 2021.03.19
新しい思考へ
東日本大震災から10年、新型コロナの対応も1年が過ぎ、どんな状況下であれば、時は進み、今までやっていたことはすべて過去になってしまいます。そして、様々な状況に対応しなくてはならない今、今までのやり方ではずれが生じていることも確かです。そのずれは、過去を引きずったり、過去の方法を多方面から見れないと、新しい思考を取り入れる時に、昔はという言葉で、考えを停止してしまい、新しいことを拒んでしまう事があります。かとぃて、昔のことを消し去るとか、今までやってきたことをリセットするなどといった否定的な考えに移行すると、今まで自分が何をしてきたのだろうと落ち込んでしまう事があります。今までの過去を認め、新しいことを受けとめ、考えて、行動するという姿勢がとても大切だと思います。しかし、介護の根底が変わるわけでもなく、自分たちの役目は、相手が幸せになる準備を常にして置き、その準備は選択肢があり、その選択肢を利用者が選ぶことによって、どうだったかという評価を利用者からもらうこと、簡単に言えば、相手のことを常に考えていく事が仕事であると思います。そして、利用者からの評価が、自分たちの仕事の価値を高めていると思います。だからこそ、この仕事は、楽しく、人間として成長させてくれる時間だと思います。新しい思考は、時代とともに変化していかなくてはならないと思います。介護の基本は変わらずとも、アクションを手段や方法が変化していると思います。新しい思考は、頭の中にわからなくても、新しいものを取り入れる、思考の中に異物(今までと違った情報)を取り入れて、思考の形を少しいびつにして考える隙間を作らないと、新しいものは思考の中からはじかれてしまいます。介護の仕事は、良い仕事と思える、その良い仕事とは何かという答えが見つかると、また介護の仕事にも人が集まってくるのだろうと思います。
利用者のためにやってみよう!自分の関わる人のために選択肢を準備しよう!殺伐とした世の中ですが、介護の仕事ほど、人間味が溢れる時間を過ごすことのできる場所であると思います。カッコつけないで、誰もが気づかない所を支援することが出来たら、人を支えているという本当の仕事に近づけると思います。