Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~
- 学び
- 2020.05.27
新型コロナから学ぶこと
新型コロナという言葉を耳にしてから、約半年になります。
大きく変わった事、あまり変らない事、少し変わったことなど自分達の生活に大きく影響を与え続けています。
それは、時代が移り変わるうえで大切な過程だと思います。
自分たちの仕事も、利用者の生命を守るのか、職員の生命を守るのか、両方守れるのかというという葛藤が
いつも付きまといます。しかし、これは、東日本大震災の時に同じような場面、原発が爆発した時の選択に非常に
酷似した状況だと思いました。誰を守るのか、誰に守られるのか、誰を守ろうとしているのか。
そして、自分や自分たちの無力感を認め、できない事の中で、出来ることを見つけていく事は、相手を安心させることが
できるという事を学びました。
今、新型コロナと向き合い、特効薬がない中不安な日々です。だけど、私たちが出来る事があるという事が支えになっていると思います。
例えば、「手洗い」何気ないことですが、この手洗いができるという事が、一つの支えになっているのも事実です。
もし出来なかったら私たちはもっと不安だったと思います。
出来ないなりに、出来る事を探し続けていく事が、相手の存在を認める、相手のことを考える一歩だと感じています。