Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~

2021.01.05

新年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。2021年も、新型コロナウイルスとお付き合いしながらのスタートとなりました。感染拡大が全国で広がり、コロナに慣れてしまった人、コロナをより恐れて過敏になってしまう人、他人事として考える事、人それぞれの価値観で過ごしています。そして、誰かだけが大変ではなく、皆がそれぞれの立場で大変なんだと思います。

東日本大震災から10年を迎える中、違った形で災害と向き合っている現状かと思います。ただ、あの時と決定的に違うのは、準備できる時間があるのと、準備できない中で対応していくのでは全く心構えが違うと感じています。特に、福島第一原発の爆発で、放射能と向き合った時期は、本当に辛く、見えないものにおびえ、見えない敵に抵抗して、無力感を感じていました。しかし、新型コロナについては、対抗する手段と考える時間を与えられているという事、もちろん画期的な治療はないけど、出来る事があるという事は、非常に心強いと感じています。

しかし、現実は、利用者の方に制限をかける事、その家族に制限をかける事、働く職員に制限をかけることが多く介護の仕事の意味さえ、根底から覆させられるのではないかと思います。本当に必要な介護とは何か、必要とされる自分たちの役割は何か。今年は、介護とは何かと向き合う年になりそうな予感です。

介護者として、自分たちがすべき役割は何か?みなさんと考えていきたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。