Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~

気づき
2021.02.23

悩まされるもの

介護の仕事には、様々な立場や役割が発生する。職員、リーダー、相談員、管理者、介護長、経営者などなど。事業所によって、施設によっては様々な形で役割が存在すると思う。その中で、自分達が置かれている役割は何で、何をする人なのか迷い、苦しむ時があるのだろうと思う。立場が上がるにつれ、自分を叱ってくれる人は少なくなり、その場面、場面で自分を律することが必要となり、その場面での適切と思われる判断・決定が求められてしまうのだと思う。だからこそ、様々な情報や考え方と触れ、自分の考え方を柔らかくし、状況に合わせた選択をしていくのだと思う。芯がありつつ、その芯を支える枝葉をめぐらしていくのだと思う。しかし、枝葉をめぐらすには、栄養や太陽、雨、風、土など大切な周りの資源が必要となり、その資源がうまく取り入れないと、枝が伸びなかったり、ある一部だけが特質して伸びてしまったりとバランスが崩れてしまうのだと思う。その資源を吸収しているのが根であり、根っこは誰にも見えない。どのように生えて、どの様に伸びているかは、はっているその人にしか見えないのだと思う。だからこそ、相手の気持ちは見えにくく、相手のことが羨ましく思うのだと思う。根を強くするために、根をはるヒントをお互い理解し、その根をはらせるために力を注ぐ必要があると思う。土台を作るという事は、見えない部分でいかに物事を考えて、その問題に向き合うか、謙虚に進めるのかという事、働く仲間で支えあえるとよいと思う。土が固いから一緒に掘るよ!と素直に言い合える場所、そしてお互いが自立していくそんな場所でありたいと思う