Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~

2021.05.04

期待と信頼

5月になり、当法人も人事異動や新採用職員採用で慌ただしい日々を過ごしています。新型コロナという感染症とも対峙しなくてはならなく、この仕事の役割を考える日々が多くなります。人がいて成り立つ仕事、人の成長がサービスに直結する仕事と考えると職員には、期待と信頼を常に持ち合わせなければならないと思います。しかし、この期待と信頼を自分のような不器用な人は、職員に過度なものを背負わせてしまうのだろうと思う時があります。

期待をするから、よりよくを追求する色々言ってしまう。そうすると期待されているではなく、否定されていると感じ取ってしまう。信頼して任せた時に、結果が共わなかった時には、アドバイスが少ないと不信が生まれてしまう時がある。そうすれば、ボタンの掛け違いが大きくなり、元に戻れない時があると思う。

今は、その時の話しか、聞かずに目の前のことをクリアするという気持ち強くなり、小言のようになってしまったり、放任していたほうが楽だというこちら側の気持ちが強くなってしまう時もあると思う。

よりよくを追求する未来への前進、一方でよりよくではなく、今一生懸命やっているんだからいいだろうという現在の確認、どちらも正しいとは思うが、この考える仕事としての価値を続けていきたいとは思う。

今を認めて、先に進むことなのか、今はわからないけど、先に進んで結果を実感するのか。多分、今は、前者なのだと思う。しかし、この仕事の結果は、亡くなったた時、自分たちのサービスから利用者が離れていった時に、結果は見えるのだと思う。そして、謙虚に振り返ることができるのだろうと思う。ずっと利用者の関係も続き、今、考えなくても後からで、いいかでは、利用者の生活は待ってくれないと思う。

「期待するからごせやける」相田みつをの言葉の意味を深さを考え、期待するなという事ではなく、その人の今の姿をしっかりと見つめてあげなさいという意味と解釈すると、その人を見ずに、こちらの言い分ばかりを押し付けていたのかもしれないと思う今日この頃でした。