Blog未来への伝言~統括のまちぽい話~

2021.05.10

しゃがんでみて見えるもの

新型コロナの感染拡大で、兵庫県などで、施設での利用者のが亡くなったという報道もあり、他人事ではない危機感を感じています。新型コロナによって奪われたものは、この先取り戻す事が出来るのか、命という元に戻せないものを失う時に、自分は耐えられるかどうか不安な気持ちがあります。しかし今、目の前の事や目先の事に振り回されてしまう中で、少し立ち止まり、しゃがんでみるとまた違った景色や考え方に触れる時がある。背伸びしないで、自分の体重をしっかり足に載せて、しゃがんでみると、無理している自分、背伸びしている自分、噓をついている自分を客観的にみることが出来る瞬間があります。日々頑張ってはいるけど、本質を見失い、頑張るだけになってしまう事が時としてある。しゃがんでみると、足元にあるものが見えたり、これから向かう先、中継地点が少し見えたり、しゃがんでみると少し変わった風景が見える。視点を変える事は、同じ目標到達まで、ちょっと違った角度で見るということで、その人への支援が少しでも、その人にとって役に立つことも生まれてくるかもしれない。自分達の力は無力で、無力だからこそ、皆で知恵を出し合いその人の事を考える。そしたら、立ち上がって一歩進む。

春なのでしゃがんで土を見ると沢山の物が見つかります